CONCEPT

家の中でも森の中でも

pioneer plants(パイオニアプランツ)は、信州伊那谷のアカマツで作った軽くて折りたためる無垢の家具。
普段は、家の中、週末は外や森の中に持ち出して使う。暮らしを身軽にする、そんな家具です。

小さな家でも折りたためるから使わないときはしまって広く使う。多拠点居住の人は家具ごと持って移動する。キャンプが好きな人はキャンプにそのままリビングを持ち出すような感覚で。

針葉樹で作った軽い無垢の家具が暮らしを身軽します。

01森から生まれた家具

「パイオニアプランツ」というのは、ある場所が裸地になったときに最初に芽を出して育つ植物のことです。その土地の風土にあった植物で、その土地の植生を切り開いていく存在。

私たちが暮らす信州伊那谷では、アカマツがパイオニアプランツ。何もないところに種が落ちて森への一歩目がはじまる。私たちも森の未来を切り開いていく開拓者になりたい、という想いを込めてpioneer plantsという名前をつけました。

02森で使うロープがアイコン

pioneer plantsを開発する中で、ネックになったのは、アカマツの柔らかさ。一般的に家具に使われる広葉樹に比べて針葉樹のアカマツは柔らかくて軽い。そのため、荷重を持たせるために金属パーツを使うと木が金属に負けてしまう、ということが起こりました。

その問題を解決したのがロープを使うということ。柔らかい木と硬い金属ではうまくいかなったことが、強くてしなやかなロープを組み合わせることで、お互いがお互いを支え合うような構造に変わりました。

森で使う道具が、新しい家具を生み出してくれました。

03職人の技を生かした
ものづくり

pioneer plantのプロダクトは、家具職人の知恵と技術を生かしたものづくりをしています。ほぞ継ぎやあられ組といった木工の歴史が育んできた技術を使ってものづくりをしています。

無垢材を使う。そして金属のパーツを極力減らすことで、役目を終えたあともゴミになりにくいものを目指しました。

末永くご使用いただくために
ご理解いただきたいこと

本製品は無垢の木材(アカマツ)を使用しています。

木は温度や湿度によって伸縮するため、使用する環境により反りやねじれなど変形する場合があります。経年により木目の色合いが変化していきます。また、小さな割れが入ったりする場合があります。製品を使用しないときは、高温多湿な場所を避け、屋内の通気性の良い場所に保管してください。

本製品はオイル塗装で仕上げています。

熱いものを直接置くとシミやコゲ跡になる場合があります。また、長時間濡れたままにするとシミになります。濡れた場合は早めに拭き取り、乾かしてください。